予防の準備はお済みですか?
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こんにちは
あっという間に6月になりました!
だいぶ暑くなってきており人も動物も過ごしにくい季節が
始まりますね
先日の記事に「豊洲スタイル」というフリーペーパーに
掲載されたと書いたのですが、ネット上では結構反響があるのですが、
今のところあまり変化はありません。。。ションボリ
少しずつ地域の皆様に知っていただき、
頼りになる病院をスタッフ一同目指していきます
6月に入ったということで、
ついに今年もフィラリア症の予防期間になりました。
これまで数は多くありませんが、フィラリア感染陽性の子の
治療にあたってきましたが、やはりなってしまうと大変な病気です
予防薬の性能もとても高くなっており、
しっかりと予防していれば、ほぼ100%予防できる病気ですから、
ワンちゃんだけでなくネコちゃんの飼主様にも予防をおススメします
予防期間は、
HDU(Heartworm Development heat Unit)という概念に基づいて
感染期間を予測しています
HDUとは、
フィラリアを媒介する蚊の体内で
フィラリアの幼虫が次の動物に感染する準備ができるまでの期間を
予測する単位です
難しい内容ですが、ようは
蚊がいた=フィラリアになる!
ではないということです
蚊がいた+暖かい日が続いている=フィラリアになる!
という感じです。
また、フィラリアのお薬は体内に入ったフィラリアの幼虫
をやっつける薬なので、
感染前にお薬をあげても意味がありません!
しっかりと感染リスクのある時期を把握し、
そのリスクがなくなるまでお薬をあげる必要がありますね!
東京都を含めた関東では、過去15年間のHDUから
★推定感染開始日は 5月中旬
★推定感染終了日は 11月中旬
となっていますので、予防期間は
6月上旬~12月上旬 ということになります
※5月下旬~11月下旬でもOK
12月上旬ともなると寒くなり「蚊」のイメージはなくなりがち
病院はオーバーだよ!と思われるかもしれませんが、
実はその時期の予防をしないことには大きな危険を伴うことを
ご理解いただければと思います
しっかり計画的にフィラリア予防をおこない、健康な毎日を過ごしましょう
★もっと詳しく知りたい方はこちらをご覧ください